日本版SOX法 内部統制 実施基準草案公開して...
20日、日本版SOX法内部統制の実施基準の草案が出揃った。多くの企業は、この実施基準の公開を待っていたと言われているが、今後対応に加速度が付いていくのだろうか... 実施基準が出たからと言って、次に打つ手を教えてくれるわけでもない。このことは、ずっと前から分かっていた。多くの企業は、様子を見る=実施基準を見てから ということにして先延ばしにしてきただけではないかと思う。
既に、手を打っているところは打っているはずである。特に、市場での株価を気にするような企業、つまり大企業では生命線とも言える内部統制だけに着々と準備を進めてきている。
問題なのは、上場企業といえどもあまり株価の影響を受けないような会社など中堅以下の企業である。日本で初の試みということもあり周りに前例がない。また、それだけに相談できる相手もいない。そんななかで大金の左右する内部統制を積極的に取り組んでいくという流れは想像できない。
とにかく、周りの同業の企業と足並みを揃えてとか、先にやるよりは集団の中で一歩遅れて取り組んだ方が安全だとか、そもそも内部統制の必要性すら感じていないとか、理由は様々であるが、中堅規模以下の企業の内部統制への取り組みは遅々としている。
時期が来たら取り組もうと考えている経営者の方々へ警告を出しておきたい! 内部統制は、自社メンバーだけで完結できると思えない。必ずコンサルタントと呼ばれる方とパートナーシップを組んで取り組んでいかなければならないことは必然だと思っています。しかし、問題なのは、優秀なコンサルタントの方が少ないということ。
小生が優秀なコンサルタントと呼んでいるのは、クライアント企業の業務、実情、経営者の考え方をきちんと理解して、理想解ではなく現実解を導いてくれるコンサルタントのことです。
もちろん、コンサルティング会社は山ほどいます。しかし、その会社にいる優秀なコンサルタントは規模の大きい大会社の担当になっているはずで、中堅規模以下のクライアントを担当する方はその会社のエース級のコンサルタントではないことがほとんどだということ。
言い切っては失礼かもしれませんが、画一的なサポート、サービスを展開されてしまう傾向が強くなります。これでは、予算の誇大化、質の低下が避けられません。
中堅規模以下の企業であればあるほど、その実情を踏まえて理想を押し殺してでも現実的な解を認めるようなコンサルタントが必要なのです。
できれば、アドバイザー、ビジネスコーチという存在で、経営者や担当者に正しい情報と選択肢を提供できる方が望ましい。これが実現できるコンサルタントは、非常に少なく見つけることが困難だと思うのです。
内部統制は、規則を作ったり体裁を整えることが重要なのではなく、正しい業務を継続できる仕組み作りが重要なのです。だからこそ、画一的な指導は参考程度にしかならず、クライアントごとに適切なアドバイスの方が重要になってきます。
もし、この記事を読まれている方が経営者様であれば、あなたの企業の内情、実情、考え方を素直に正直に話せる社外の人が何人いますか? もしかしたら一人もいないかもしれません。それが経営者なのですから... しかし、この内部統制の実施・運用では、全てのぶちまけられるパートナーが必須になると思います。そんな人をどうやって探しますか?
内部統制の実施基準草案が公開され、正式なものが来年1月には公開される見込みです。内容が分かったとしても、具体的に、最善の仕組みの導入・運用を一緒に考えてくれるパートナー(アドバイザー)がいなければ、きっとどこかで不平・不満が残る結果になる気がしてなりません。
内部統制は企業の生命線にあたる仕組みでもあります。今までにない考え方を導入していくのですから、ぜひいいパートナー・アドバイザーを見つけてください。このことが、まず今着手するべきことなのだと思います。




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コメント
ITコンサルのベリングポイントです。
05年決算で-7.2億ド赤字計上、累積赤字-14.8億ドル、US本体が債務超過!!
もうダメポ!!
http://finance.yahoo.com/q/h?s=BE
http://library.corporate-ir.net/library/12/121/121861/items/222363/BE200510K.pdf
投稿者: ベリングポイント | 2006年11月28日 00:39