WBI コンシェルジュのブログ
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多重債務ならぬ多重タスク


 多重債務は、歓迎できませんが、多重タスクはある程度は重ねてみるものだと思います。一つの仕事を丁寧に確実に進めていくのも良いですが、ある程度の年を重ね、管理者としての立場があるのであれば、多重タスクは新しい自分の発見だったり、今までの自分から新しい自分のの進化になるかもしれません。
 
 もちろん、こなしきれないほとの多重はダメですが、許容範囲内での多重タスクは計画性、管理能力だけでなく、勘の精度や仕事の効率化など多くの能力が向上できる環境でもあるでしょう。
 
 多重度というのもなかなか自分でコントロールしづらいものです。仕事が予想以上に舞い込んできたり、上司や同僚、部下からの予想外のヘルプや仕事の依頼だったり... 忙しい人こそ忙しくなる傾向もあります。
 
 多重タスクになれば、この仕事はこの時間で片付けなければならないという勘というか、時間の見積もりをしなくてはなりません。そして、実際にどうだったのかというギャップ分析を行います。このとき、初めのうちは、想定外の出来事や見積もりが甘かったりと計画していた時間に終われないケースがほとんどでしょう。そのうち、そのバッファを見れるようになり計画を修正していけるようになります。リスクヘッジを時間的な余裕で行うことかもしれません。
 
 ある程度、慣れてくると計画していた時間よりも早く仕上げることが出来るようになります。しかし、ここに落とし穴があって本来仕事というものは時間をかければかけるほど精度が上がるものであり、これで完璧と呼ばれる状態というのは存在しないと思っています。 
 
 つまり、言葉を悪く言えば「これでいいや」という状態で終わらせることなのです。「これでいいや」の判断が甘いと仕事をしたことにはなりません。しかし、どこかできりをつけないと計画通りに進みません。
 
 このあたりのさじ加減が出来るようになると、管理者として一人前になってくると思うんです。
 
 よく管理者は人、モノ、金、情報、時間を管理するものだと言われますが、ここで言う管理とは、80点以上(状況により点数は上下すると思いますが)の状態に全てを仕上げることだとも言えます。
 
 いい管理者(マネージャー)とは、最低点が高く(必須条件)、平均点が高い人だと言えないでしょうか。
 
 80点でよしとし、90点、100点を必要以上に追求しないということが求められることかもしれません。
 
 90点、100点を目指すためには、経験の蓄積がものをいいます。最初の判断基準であった80点が知らず知らずに90点、95点に上がっていくものであり、上げていかなければならないことでもあります。
 
 この能力を身につけるためには、多重タスクが必要条件ではないでしょうか。よく忙しい人ほど仕事を引き寄せ、片付けていく。逆に言うと、職場の何でも屋さん、相談しやすい人になろうと思わなければだめでしょう。「あの人に仕事を頼みにくいなぁ」と思われていたら、本当に損をしているのかもしれません。






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