操作説明書の工数
システムを作るのは、要件定義、設計、開発、テスト、導入、運用とステータスが流れていく。しかし、忘れてはならない膨大な工数がかかる工程があることを忘れてはならない。それは、操作説明書。ユーザに納品する書類の一つ。
この操作説明書を馬鹿にしてはならない。本来であれば、システムの規模が大きくなれば、その作業量も比例していく。小生の経験則では、操作説明書を作るだけで、1人月、2人月とかかることも少なくない。2人で手がけたとしても半月、1ヶ月という期間を必要とし、費用もそれだけで100万円をくだらない場合が多い。
しかし、クライアント様から見れば操作説明書は無料だという認識がないとは言い切れない。見積もり提示の段階でも操作説明書の工数を記載していない場合もあるし、仮にあってもなんでそんなに高いのだということにもなる。
開発側としても、操作説明書はシステムが完成しないと作成できないのが建前。もちろん、部分的に完成した部分から作成は理論上可能だけれども、システムに手直しが入る場合もあるので、思い切って工数を取って事前にもしくは開発と同時に操作説明書意を作りにくいのだ。
さらに、操作説明書は誰にでも書けるものではない。そのシステムの運用イメージを頭に描ける人でないと、分かりやすい、的を得たものができない。プログラマーの仕事ではなく、システムエンジニアの仕事なのだ。
こういうこともあって、システム完成間近になると操作説明書のことでもめる案件が少ないないのだ。
あってあたりまえ、でも作るには工数も制約も厳しいもの。そして、実際にエンドユーザーが使用するものだけに、エンジニアのレベルの記載は許されない。分かりやすく、具体的に作るのが原則。
ぜひ、システムを発注される側も方もこの操作説明書をどうするのかを最初から考えていただきたい。お金をかけて作るのか、少し簡略化して簡素化するか...
ゆくゆくのことを考えれば(エンドユーザー様の人事異動など)、操作説明書はなくてはならないもの。ただ、それを作るための状況も分かって欲しいと思う。
エンジニアの戯言かもしれない... でも、非常に重要なことだと思う。




">





