なかなか気づけないユーザー心理
システム構築の仕事をしていて、要件定義、設計をしているときは、ユーザー心理に立って使いやすさを考えています。正確に言うと、考えているつもりです。しかし、このつもりが厄介なのです。
考えたつもりが、先入観となり、システム構築を進めてしまい、その後で指摘される。これが最悪です。考えていないということになってしまいます。
とはいえ、ユーザーの立場に立つといっても、実際に立てるわけでもなく、謙虚に意見を吸い上げていくしか方法がないのですが、それを怠ってしまうのです。
最近では、このようなことを極力避けるために、対策を打ち、実際に現場に出向くのですが、気づけないユーザー心理の存在を改めて認識することがあったのです。
それは、何かの雑誌か新聞を読んでいたのですが、その記事にトイレペーパーを三角に折ることは迷惑だというのです。もちろん、掃除の担当の方が掃除が終わりましたらと言う意味で三角に折るのはいいのらしいのですが、トイレが終わった後に次の人のために三角に折ることは迷惑だという意見があるのです。親切な行動かと思いきや迷惑だと言われるのですから、その理由が知りたくなりました。
記事によると、汚れた手で三角に折っているとしか考えにくく、その部分が汚いというのです。
たしかに、自分のお尻を拭いた手で三角に折るわけで、おっしゃるとおりとうなずく一面もありますが、潔癖すぎだろうと思ってしまう一面も感じたのです。
しかし、ユーザー心理とは1人でもそのような意見が出るのであれば、それはそうだと言わざるを得ないのがユーザー心理です。
つまり、このトイレットペーパーに関しては、ユーザー心理を察知できなかったということになります。
ユーザーの立場で考える... 非常に難しい作業だと痛感しました。だからこそ、貪欲に追求し続けなければならないと肝に銘じています。




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