WBI コンシェルジュのブログ
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久しぶりにプロトタイピング開発


 あるクライアント様から、新システム導入までのつなぎのシステムを考えているんだけど、Accessで作れない? という依頼が飛んできました。やりたいことは、データを登録する人がいて、その人の打ったデータに対して他の人が情報を付け加えたり、参照しながら業務を進めていくもの。
 
 今までは、Excelを使って行っていました。これを多少システムっぽく、Accessで実現させたいというもの。夏以降には、新システムの導入がほぼ決まっているのですが、その数ヶ月の間だけでも現場の混乱を回避させるのが目的です。
 
 まさに、プロトタイピングの開発です。これを業者に依頼していては、時間もお金もかかってしまいます。そこで、小生に声がかかったと言うわけです。小生自身、Accessの開発は、過去最も得意としていていた分野でもあり、開発効率は、人に負けない自負もあったので、「できない?」と言われて「できません」とは言えないわけで、結局着手することになりました。
 
 大まかな仕様を決め、ザクザクッと基本形を作ります。1つのデータは、横に長いもの。これを立場の違う人が使うようにそれぞれの画面を作って、いじれる項目、見るだけの項目、データを登録できる人、更新だけの人などを頭に入れながら、テーブルとフォームを考えながら開発していきます。
 
 基本形と呼ばれるものは、1日もあればできてしまいます。システムは、基本形3割、異常系7割と呼ばれるくらい異常系、エラー処理に手間がかかります。しかし、プロトタイプ版ということもあり、そのあたりは必要最低限のもので開発を行ったんです。
 
 そして、プロトタイプですから、実際に見せて、意見を聞きながら改造を加えていくことを予想していたのですが...
 
 クライアント様の現場の方に集まっていただき、開発したAccessをご紹介したところ、一気に、改良・改造の相談、依頼で会議が白熱してしまったのです。
半分は予想していましたが...
 
 実際に、動かせるものとして見ることができると、さらにあーしたい、こーしたらもっと便利になるなどの前向きな意見が出てくるものなのです。これを、全て吸収し、使いやすくすることは全員の思いとなって議論が進められるのです。
 
 しかし、小生1人。そんなこと全部取り入れたら、立派なシステムになっちゃう... とうれしいのか、悲しいのか複雑な心境で議論の輪の中で仕切っているのです。それなら、こうできますよ。それは、こうした方がいい。それなら、こんなことを作りましょうか。会議の終わりでは、またさらに大きく膨らんだ修正依頼とそのイメージだけが残り、とどめの一言。「これ、明後日までにお願いできます?」
 
 小生をスーパーマンだと思っていただけているのでしょうか...
 
 と、いいながらでも、何とか近いところまでは作れるだろうという思いもあり、できるところまで作ってきますと返答。
 
 口だけでなく、開発までもしてしまう小生自身に自ら敬服してしまいました。でも、小生を一番評価しているのは小生自身であり、やるせない思いとやりがいと久々の開発工程にさらに複雑な心境で、今はパソコンと向かい合っています。






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