慣れを次のステップにつなげる
仕事に限らず、慣れというものは存在します。何度か同じような仕事や作業を繰り返していくうちに、スムースに考える要素を少なくして短時間にこなせる状態と言えるでしょうか。
人間は、基本は怠け者です。この慣れの状態に達して、満足してしまう傾向は少なからず誰しも持っています。最初は、いろいろなことを学ぼう、吸収しようと思いながら取り組んでいたにもかかわらず、慣れが生じてしまうと今を維持することで満足してしまう。自分は、プロになったような気がしてしまうのです。
その状態から、今の足元を見るか、上を見るかのちょっとした違いでそこからの差が生じてしまうものだと思います。
慣れで、今をこなすことで、精神的、時間的な余裕が獲得できる。この余裕を余裕のままにしておくか、次のステップの準備に当てるかの違い。
なかなか、次のステップに目が行かない。その最大の理由は、次のステップが見えていないことだろう。誰しも次のステップが見えていれば、登ってみたくなるだろう。しかし、そのステップが見えていないのだから今を見るしかなくなるのである。
前向きな気持ちとかポジティブ思考とかいろいろ表現されるが、やはり次のステップが見えていなければ始まらない。
会社組織の中にいれば、上司は部下に次のステップを与え続ける、見させ続けることが仕事になる。部下は、良い上司に恵まれれば、自己成長が期待できる。
では、個人でビジネスをしている人、上司がいない人はどうすればよいか。自分で次を作っていくことが望まれる。見るのではなく、作るのである。この発想の転換ができなければ、独立した仕事ができないと言っても良い。数年で、ビジネスがしぼんでしまう。
次のステップを見れるか、作れるか... 慣れを獲得した後のここが、大きな分かれ道なのだ。




">





