業者との調整 続報
あるクライアント様のシステム構築に参画していますが、業者との調整が上手くいっていないという記事を先日出しました。その続報です。
契約締結の直前になって、初期の概算見積もりの倍、期間も5ヶ月延長という業者からの提示が出ました。しかも、最終の見積もり、スケジュールを調整している最中は、担当者とコミュニケーションしていても想定範囲内に収まるだろうという感触を持っていての驚きの(裏切りの)最終提示でした。
まずは、最終提示を撤回させて、最終の打ち合わせを依頼。もう一度、各機能の工数の確認作業を業者と行います。しかし、倍になっている工数を半減させることは簡単なことではなく、画期的な閃きが必要とされる状況でした。
業者に依頼すると、どうしても工数がかさんでしまう。業者に作ってもらえば、結果的にはクライアント様の要望が満たされ、便利に使えるシステムになる。この原理を崩すことになります。業者に依頼している機能のうち、小職の管理下で代替できる機能が作れないかを検討し始めました。
まず、マスタのメンテナンス機能。今回のシステムでは、マスタメンテナンスを担当する人は1人で限定できるため、システム化ではなくMS-AccessにテーブルをODBC等を使って外部リンクさせることで、MS-Accessから登録、更新を行う機能を作ることに。これで、マスタメンテナンス系は削除に成功。
そして、手をつけられるのはアウトプット系。この部分をBI(ビジネス・インテリジェンス)ツール、DWH(データウェアハウス)と呼ばれるツールへの代替。
一つ一つのアウトプットを設計、開発する代わりに、エンドユーザであるクライアント様に委ねてしまう考え。つまりは、小生がBIツールを管理し、必要なアウトプットを設計して出力させることで、システム化から削除。
こんなことを丹念に、調べ上げて、代替案を検討し、費用を期間を短縮させる打ち合わせを業者のSEとひざを付き合わせながら行ってきました。
その結果、何とかクライアント様の想定範囲内(予算もスケジュールも)に収めることができましたが、小生が直接、設計・開発する範囲が増えましたが、業者の工数に比べれば断然、圧倒的に低く収める事になります。
この本当の最終案を作成し、クライアント様に提示。最終案の業務フローが受け入れられるかを検討していただき、何とかOKを頂くことができました。
結果的には、何とか調整ができたということになりましたが、その分、自らの手を動かさざるをえなくなり、非常事態という感は否めません。
とはいえ、クライアント様ベストを考えれば、よく調整できたものだと思える案件です。業者からの見積もり額で言えば、当初の1/8。最終提示の1/2に圧縮に成功。
これがもし、業者とクライアント様の直接のやり取りであったとすれば、”即”喧嘩別れの状況になったでしょう。ここに、小生の存在意義を示せたと思います。
このようにブログ記事に書けるような調整ができてホッとしています。




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