情報システム部門のアウトソーシング
あるクライアント様では、情報システム部門を一時的ではあるが社外のメンバー・組織で対応せざるを得ない事態になりました。もともと、そのクライアント様では全体の組織に比べて情報システム部門が小さく、機能的にも追いついていけない状況でした。この組織を強化するべく、一時的に社外のメンバーでまかない、その間に社内の組織を整備する計画です。
そこで、その社外の”仮想情報システム部門”の管理することになりました。もともと、そのクライアント様にはITコンサルティング・アドバイザリー契約を結んでいて、新規に構築する業務システムに関しては首を突っ込んでいましたが、そのクライアントの情報システム部門についての日頃の業務についてもさらに首を突っ込むことになりました。
常駐して、指揮を執ることはできないので、まず”仮想情報システム部門”のメンバーを確保し、掌中に収めなければなりません。幸いにして、クライアント様に出入りしている業者がいて、その業者と組んで”仮想情報システム部門”を形成することになりました。
まずは、現在の情報収集・事実確認。情報システム部門として最低限持っていなければならない情報を確認します。IT機器一覧表、システムID一覧表、メールアドレス一覧表、ネットワーク図、ウィルスソフト一覧表などなど... 予想とおり、どれも満足に管理されているものはなく、一から収集して、情報を集約して、管理していかなければなりません。
また、現場とのやり取りも必要です。トラブル対応、Q&Aに、指示も必要。これらの”仮想の体制”の確認を取り、承認をもらって、指示系統を確立していきます。
めいっぱい汗を書くのは、業者でしょう。小生は、中間管理職的に立場になり、効率よく・気持ちよく業者が汗をかいてもらうための働きをしなければなりませんし、クライアント様への状況報告をはじめ、必要とする予算や動きの許可を取っていくことになります。
仮想組織だからこそ、やりやすいこと。やりにくいことがありますが、正直クライアント様、業者、小生ともにやりにくいことの方が大きいはず。でも、この一時的を言われている間に、きちんとした仕事をしていかなければならりません。それを期待されているのですから。
今までは、クライアント様との定期的に打ち合わせをしていましたが、今後はプラス業者と随時に打ち合わせを行っていくことになります。
このような企業の重要な組織でもある情報システム部門のアウトソーシングは、リスクも伴うでしょうが、即戦力としての効果はあることでしょう。”一時的”という前提条件かないかで考えも動きも違ってきます。今回は、前提条件がありますが、何とか企業の発展に追いつけ追い越せの仮想情報システム部門にしなければなりません。
重要なのは、小生がクライアント様への進言、アドバイスとクライアント様から指示や思惑を基に業者をどうコントロールするかだと思っています。期待されている役割をきっちり果たしていきたい。それには、小生が業者という立場ではなく個人という立場にいることも重要な要素だと思います。個人として、動き回ること... これが、”仮想情報システム部門”の成立のポイントではないでしょうか。




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