WBI コンシェルジュのブログ
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どこまで見えているか


 小生の若い頃もそうであったが、若者が複数人集まるとそこには目に見えないサークルが出来上がるようだ。周りを気にせず自分たちのサークル内の秩序が優先し、行動、会話、態度、指揮命令などが発生する。これが、全て悪いこととは思わない。ただし、この目に見えないサークルが公共の場でも発生すると、少し問題が出てくる場合があるだろう。
 
 たとえば、電車内で、大声で会話したり、急に手を叩いて笑ったり、座り込んだり、ドアの付近でたむろったり...公共の場という状況が見えていないのか、見ないようにしているのか、結果的には目に見えないサークルの秩序が優先されてしまうケース。
 
 この目に見えないサークルは若者の話だけではなく、どんな場合でも知り合いが複数人集まれば発生する。ただし、大人になれば、周りの環境や秩序を理解し、目に見えないサークルの秩序と融合させて判断する。自分も他人もそれが存在することを知っているからあまりに気にならない。
 
 しかし、若者のケースは全ては言わないが、周りの状況や秩序が見えていないケースが目に付くのである。
 
 最近は、前提条件として説明した「複数人集まれば」という条件も揺らいでいるようだ。つまり、一人でも目に見えないサークルが存在している。これも、多く見かけるようになった。
 
 身の回りの環境とそれを囲む社会の環境。どこまで見ようとして、どこまで見えていて、どこからを見ようとしないのか、この視野の大きさで行動が変わってくるのではないだろうか。
 
 他人に迷惑をかけていないからという理由はよく聞かれる。それはそうかもしれない。ただし、自分自身に迷惑をかけていることに気づいていないように思える。社会の一員である以上、社会の環境や秩序に背いていては生きていけない。自分の行動や言動は、全てめぐりめぐって自分に返ってくる。このことを理解していない。
 
 結局、目に見えないサークルにとらわれている人は、何かあると「社会のせいだ」「政治が悪い」「運がなかっただけ」と他者に責任転嫁してしまう。これでは、成長は期待できない。
 
 どこまで視野を持つか、できる限り広い視野を持とうとしているか。普段の生活でもビジネスでも、絶えず自分自身に問いかけていきたい言葉である。







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