M&Aの実際
ITコンサルティングをさせていただいている、あるクライアント様で実際にM&Aを仕掛けられている。その事実を知らされたのは、数週間前だが、こうなると話は加速度まして進んでいく。小生には、買収する企業のIT周り、システム周りの調査とどう引き継ぐかの課題が課せられた。突然である。
早速、現地へ飛んで現在の担当者と打ち合わせを行う。業態は異なるが、同じ物販の会社である。売るものも当然異なる。ネットワーク、システム面を中心にお話を伺い、詳細の質問をさせてもらって、全体像を把握していく。問題点、苦労点、課題... 逆に得意分野に、お金をかけて成功している部分などを把握していく。
業務を引き継ぐにあたり、問題点も明らかになっていく。マンパワーで足りるもの、考え方から見直さなければならないもの、抜本的に変更しなければならないもの、業務をなんとな継続していかなければならないもの。一つずつ整理して、進めていかなければならない。
IT、システムでも、逆にこの仕組みを使おうというもの、この部分は、クライアント様のシステムを適合させよう、この部分は、ごっそり捨てなければならないもの、色分けをしていかなければならない。
当然のことながら、システム、IT関連の部分をどう引き継ぐか、現在のサポート会社や提供会社の関係、残る社員、辞めていく社員、迫り来るタイムリミット。課題や考えること、代替手段の検討などめまぐるしい。
まず、全体図を描いて関係者が情報を共有することからはじめなければならないと感じた。この全体図に、問題点、課題、対応ポイントなどを書き入れていかなければならない。そのたたき台になる全体図が必要なのだ。
これが、M&Aの実態なのだ。時間との戦い。失敗は許されない。手際よく、無駄なく、確実にものごとを進めていかなければならない。
やりがいを感じつつ、雑多のごとく舞い降りてきたM&Aに、どう向き合っていくか覚悟が必要だ。




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