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内部統制 重要な欠陥の取り扱い


 日本内部統制研究学会は、研究者や公認会計士、実務家200人以上が集まり、内部統制報告制度、いわゆる日本版SOX法(J-SOX)について様々な立場から報告したといいます。
 
 「『重要な欠陥』のレベル感についてどう考えるべきか」の議論が伯仲したそうです。
 
 「財務報告にかかる内部統制の評価および監査の基準」では、不備は「会計基準や法令に準拠して取引を開始、記録、処理、報告することを阻害し、結果として『重要な欠陥』となる可能性があるもの」。重要な欠陥は「内部統制の不備のうち、一定の金額を上回る虚偽記載、または質的に重要な虚偽記載をもたらす可能性があるもの」を指します。
 
 重要な欠陥では、初年度以降、中期的に様子を見ていく方針といいます。これは東証が重要な欠陥があった場合でも即時開示を求めない方針を出したことから出た方針でしょう。
 
 また、重要な欠陥については「課題、努力目標との意味合いが強い。日本語で欠陥というと厳しく感じられ、本当の意味が理解しづらい」と言う意見も出た。
 
 重要な欠陥があっても、企業はどんどん開示すべきではないかと言う意見もあり、重要な欠陥を隠すことに問題が残るという意見も強い。 
 
 重大なリスクに対策を講じることは経営者の責務として、経営者の考え方の浸透や社風などである「統制環境の整備が重要だ」とまとめている。
 
 以上は、あくまでも日本内部統制研究学会内の意見であり、法的な拘束を伴わないので注意が必要であるが、大きな意見として今後の動向に影響を与えるかもしれない。






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