WBI コンシェルジュのブログ
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人の育て方


 数日前になりますが、ある新聞で宮大工の後継者育成について記事が書かれていました。教育、研修というテーマでは、よく目にするテーマで、言葉自体は覚えていませんが「教えない育て方」ということが書かれていました。
 
 弟子に対して、丁寧に教えない。教えないというのは無視することではなく、学びたい気持ちを持たせた上で、放っておくこと。教えると学ぶは意味が違う。教えてしまえば、その枠内でしか育たない。学ばせることは、無制限に上達する。ということが書かれていたように覚えています。
 
 いわゆる、プロの世界では、このような言葉や考え方をよく耳にします。全ての人を満遍なく育てる必要がなく、その中から本当のプロになれる人をプロにするために成長させることが前提にあるのかもしれません。着いてこれないものは、切り捨てることが可能かもしれません。
 
 企業の教育・研修と比較されがちですが、企業の場合、ずば抜けたプロを育成するというよりは、脱落者を出さないで全ての人が”それなりに”成長してもらうことを前提にしているのかもしれません。こうなると、放っていく、先輩の背中を見て学ぶというスタイルは合わず、手取り足取り教え込むことが必要になります。
 
 しかし、昨今、企業のこの教育、研修でいいのかという見方もあるようで、ユニークな教育・研修を取り入れようとする動きがあるのも事実です。
 
 しかし、その一方で、せっかくお金と時間をかけて、教育・研修しても、その成果を企業に還元できなかったり、成果を出さずに退社してしまうリスクがあり、経営者にとっては、悩みの種ではないかと思います。
 
 成長は、自己責任で取り組むものか、企業主導で行われるものか... この両者は、実は相反するスタイルになって表れるのです。
 
 人を育てるのか、人が育つのか...また、誰もが計画通りに育つものとも限らず、育てていなくなるということもあり、かといって、人の成長なくして企業の成長はありえない。
 
 小生の場合、まだまだ所帯は小さいのですがそれでも人に成長、もちろん、自分自身の成長も含めて、難しい問題だと認識しています。







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