Google Mapでの個人情報漏洩を考える
Google Mapは、無料で利用できる便利な機能である。小生もGoogle Mapはよく利用する。しかし、便利な機能であることは、使い方を誤ってしまうと情報漏えいを起こしてしまうということを認識しなければならない。
Google Mapには、マイマップという機能があり、Googleの説明書きによると、
”目印やコメントを使って自分仕様の地図を作成したり、それらを公開してみんなで共有できる Google マップの機能です。”
と書かれている。
(http://maps.google.com/support/bin/answer.py?hl=jp&answer=62843)
この機能で、問題になりそうななのが、マイマップの公開/非公開の設定がデフォルトで「公開」になっている点でしょう。意図的に、非公開に設定を変更しない限り(つまり、このことを気づかないでいると)、誰もが見えてしまう状態であるのである。
もう一つ、非公開という言葉。Google Mapの非公開とは、
”非公開マップとは、選択した一部の人とだけ共有する地図のことです。 非公開マップは検索結果に含まれないので、このマップへのアクセスは非公開の電話番号のようになります。つまり、非公開マップを検索できるディレクトリ サービスや検索サイトはなく、地図固有の URL をあらかじめ知っている人だけがアクセスできます。”
と書かれている通り、他人が絶対に見ることができない設定ではなく、地図のURLを知られてしまえば、その中身を見ることができるという機能なのです。
つまり、他人に見られてはいけない地図や情報は、Google Mapのマイマップで作ってはいけないということになるのではないでしょうか。Google Mapにも
”原則として、誰にも見られたくない地図はここで作成しないことをお勧めします。”
と書かれているのです。
(http://www.google.co.jp/intl/ja/help/maps/userguide/index.html#public)
これらの問題。利用者の認識不足が悪いのか、サービスプロバイダーとしての配慮が足りないのか。意見は、分かれるところではないでしょうか。無料サービスだから仕方ないと片つけてよいものか...
マイマップの公開/非公開の設定がデフォルトで「公開」になっている点で、このような事態は予見できたと思うんです。それでも、デフォルトを公開にしているには、情報を公開してもらって公開情報を増やしたいという意図があるはず。しかし、これが、悪いことなのかというと、判断が付きかねるのです。無料であるというのも、判断しづらい要因ですね。
説明書きを読まないほうが悪いのか、それを予見しているにもかかわらず対策を十分にしていないGoogleが悪いのか... 法律的には、Googleが正しいのかもしれません。しかし、倫理的にどうなのか...
「自分自身は、自分自身で守らなければならない。」
このことだけは、学ばなければなりません。無料サービスを利用する際には、最新の注意が必要です。




">





