内部統制 内部統制報告書が出てきた
内部統制報告書も提出する時期が来て、公開が進んできています。
重要な欠陥がなければそれで越したことはないですが、隠すようなことをすると罰せられます。
そんな中、「ビジネスブレイン太田昭和」が、「重要な欠陥」が見つかったとする報告書を、関東財務局に提出した。
また、医薬品卸の「大木」は「財務報告に係る内部統制の評価結果を表明できない」と公表した。
人員削減を迫られる中で、1年という期間では対処できなかったという理由らしい。もちろん、次年度以降で対応することを表明している。
おそらく、不本意ながら正直に報告したと思われ、コレによってすぐさま株価がどうのこうのとなる話にはならないだろう。もちろん、これが数年に渡って改善されなければ、話は別であるが...
今後もこのような報告のニュースが出てくるだろう。しかし、これは、予想の範囲であり、当たり前の状況といえる。
大切なのは、今後どう対応、改善していくかであって、欠陥を表に出しておいて、改善を明確に表現していくほうがやりやすいし、分かりやすいし、透明性が高いとなりかねない。
欠陥がないという表明が、逆に「本当か?」と疑問視されることも少なくないかもしれない。
ごまかすことなく、正直に報告することが求められるが、企業の成績表でもあるだけに、対応に苦慮している経営者は監査法人の顔が思い浮かぶ...
参考まで
6月22日現在、3社が「重要な欠陥」と開示しています。
(ビジネスブレイン太田昭和、ダイオーズ、紀州製紙)
石垣食品は、「意見不表明」といしています。
25日現在9社が、重要な欠陥
25日現在、ビジネスブレイン太田昭和、ダイオーズ、紀州製紙、セイコーエプソン、広島ガス、日本興業、遠州トラック、細谷火工、フリードの9社が「重要な欠陥」を報告しています。
6月26日現在、内部統制報告書を提出したのは1985社。そのうち,重要な欠陥を公表したのは合計30社で,提出企業の1.5%。
ちなみに、米Audit Analyticsの調査によれば,米SOX法の早期適用対象となった大企業3700社のうち,J-SOX(日本版SOX法)の重要な欠陥に相当する「重大な欠陥」を報告したのは,16.9%だった。
J-SOX初年度の結果が出そろう
6月29日に19社,6月30日に6社が公表した。
「重要な欠陥」を公表したのは合計55社。
提出企業2672社の2%となる。
6月29日に公表したのは,以下の企業。
インスパイアー,ウィルソン・ラーニング ワールドワイド,エーアンドエーマテリアル,オープンインタフェース,加藤製作所,幻冬舎,ジェイオーグループホールディングス,東邦グローバルアソシエイツ,戸田工業,トラベラー,西松建設,日本アンテナ,バーテックス リンク,光ハイツ・ヴェラス,平賀,フタバ産業,ブックオフコーポレーション,御園座,ユニバーサルソリューションシステムズ。
6月30日に公表したのは,以下の企業。
21LADY,オメガプロジェクト・ホールディングス,大水,ビジネス・ワンホールディングス,ホッコク,リバーエレテック。
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