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内部統制 IFRS 原則主義


 IFRS(国際会計基準)の特徴の一つ。よく、用語としても出てくるのですが、その反対語が、規則主義。その違いとは...
 
 原則主義とは、国際会計基準審議会(IASB)が定めた原則を、各国の金融当局や監査法人、各企業の協議のもと運用していくことと書かれている。
 
 正直、なんのこっちゃいと思われるだろう。
 
 規則主義から、説明していこうと思う。「規則主義」とは会計処理上でいろいろな局面でのルールや基準を詳細な規定であらかじめ決めておくことをいい、日本や米国の会計基準などがこれに当てはまる。会計処理に関する決まりごとが詳細な規則や数値基準であらかじめ示されているため、会社はそのルールに沿って画一的に処理することになる
 
 「原則主義」とは、おおまかな原理原則だけは決めておくが、細かい規則や数字基準は示さない。おおまかな枠組みしか示されないため、実際の解釈や運用は各企業が自社の実体に応じて合理的に判断しなければならない
 
 この結果、目に見えるところでは、決算報告書の分量に大きく差が出てくる。原則主義での決算報告書は、規則主義の決算報告書の2から3倍の分量になる。これは、原則主義で判断した事項について、細かく説明することに起因する。
 
 これによって、経営陣の説明責任の重要性はこれまでとは比較にならないほど増徴し、投資家との間の緊張感が増すことでしょう。
 
 日本は、規則主義に近いといわれている。これが、ある年を境に、原則主義に移行するのは、予想以上に大変なことだろう。会計士の数も多く抱え込まなければならなくなるかもしれない。
 
 どちらがいいのかは、同然、メリット、デメリットが存在し、評価できない。欧州では、原則主義が定着している。
 
 ただ、IFRSの強制適用が定まっていることから、無策は通用しない。それだけに、IFRSの対策は、十分に準備していかなければならない。
 
 この原則主義は、日本にとっては、好まないルールになりそうだ。

 
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