民主党に足りないもの、自民党に足りないもの。
攻守交替。まさに、政治の世界で、攻守交替が起きて1ヶ月。その後の2大政党はどうだろうか。
この2ヶ月。外交を中心に、表舞台が多かった。そんな中、鳩山首相が株を上げたかに見えた。25%発言を中心に、各国の首脳との第一次面談はそつなくこなしたというところかもしれない。
しかし、国内に目を向けてみると、概算要求、各省庁での足並みの乱れ、連立与党内のごたごたなど、あまりいい印象はない。
どうも、人手不足のような気がしてならない。実際、ネクストキャビネットという存在はないがしろにされ、適材適所に人員を再配置したと思うのだが、どうしてもほころびが出てしまう。層の薄さは、否めない。
それもそうだろう。今まで、野党であった党である。野党である以上、国会議員数もそれほど多くない。そんな中、きちんと委員会などで経験を積んでいる議員が少ないのも当たり前だろう。そんな経験のない議員が、大臣、副大臣などの要職について、仕事が最初からできるとは到底思えない。
特に、少数政党でありながら連立与党に入った、社民党、国民新党の暴挙といわんばかりの主張の押し付けにも注目されてしまう。どう管理下に置いていくのか鳩山首相の腕の見せ所だろうが、どうも頼りない。
一方、自民党。完全に表舞台から下野し、野党としての存在感を出そうと必死。
総裁の選出、総裁選挙戦のパフォーマンス、谷垣総裁の発言、重鎮と言われる議員の言葉、圧力。変化しつつあるといえばそれまでだが、変化できるのであろうか。頭の中のどこかですぐに与党に返り咲くと想定知るようにしか見えない。残念ながら、すぐに返り咲くことは現実的にも、感覚的にも無理ではないだろうか。敵失を期待してという、否定的な考えがある以上、変化は期待できない。
自民党は、何か変わったのだろうか? 頭が取り変わっただけで、体質や体制が変わっただろうか。若手議員の行動がもっと見えてこなければならないと思うが、どうだろう。街頭に立って、国民に自民党の変化、変革を訴えるシーンは見たことがない。街頭に立っているのは、選挙戦だけ?
保守って何? と言いたくなる。保守という大きな意味ではなく、もっと具体的に、分かりやすい行動指針を出さなければ、特に若者は指示しないだろう。
一昔前の政党支持者から、若手の支持者が増えただろうか。
議員の若手への切り替えも大事だが、支持者の若手への切り替え対策はされているのだろうか。組織、組織ばかりでは、時間の経過とともにその指示力は低下するだろう。
民主党に足りないものは、「経験」。自民党に足りないものは、「変化」。そんなことを思いながら、景気回復をどう実現しくのか、不安を感じながらも自然治癒力に期待せざるを得ない日本の現実を小生なりに振り返ってみた。
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