130万円の壁が低くなる...かも
130万円の壁が低くなる...かも
政府は、1日、専業主婦らが国民年金保険料の支払いを免除される年収基準について、現行の「130万円未満」からの引き下げを検討する方針を決めた。
新政府になって、新大臣も決まらぬままの状態ですが、パートなどで働く主婦の厚生年金への加入を増やして老後の保障を手厚くするのに加え、「専業主婦を優遇しすぎだ」という現行制度での不公平感を和らげる狙いがあると言われています。
(参照:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110831-OYT1T00935.htm?from=main5)
会社員の夫を持つ家庭の場合(厚生年金加入の夫を持つ家庭の場合)、配偶者は、第三号被保険者という扱いになり、自分で国民年金保険料を払わなくても、国民年金に加入している状態となる制度があります。この条件が、20歳~60歳の配偶者で、年収130万円未満の人となっているので、130万円の壁と言われています。
もし、年収130万円を超えると、夫の扶養を受けられなくなり、自分で社会保険料(健康保険+年金保険料) を納めなければいけなくなります。家計的には、マイナス要素がトリプルパンチ(夫の扶養が受けられない、健康保険、年金保険料の支払い)が降りかかってくるので、わざと、130万円を超えないように計算して働いている人は少なくありません。
現実的に、年収130万円を超えてしまうと、支出が多くなり年収130万円のときよりも収入ダウンにつながります。年収130万円のときよりも手取り額を多くするには、およそ160万円程度の収入が必要と言われています。
厚生年金に加入すれば、将来の年金額が増えるというメリットや、傷病手当金や出産手当金の給付をもらえるメリットはあるものの支出のダメージの方が大きいと考える人が多いのが現実のようです。
この130万円の壁が低くなるということは、世間に大きなインパクトを与えるものと思います。
働ける、働きたいのに、働く時間を短くしなければならないと考えるか...
働く時間の制限を解除して、もっと働いて稼ぎたいと考えるか...
どちらが多いのでしょうか?
働く時間を多くするということは、子どもがまだ小さい家庭では子どもを預ける施設、サービスの充実が直結しますが、議論ばかりでいまだ現実的には厳しいと聞きます。また、延長保育など割増料金などを考えると...
大事なのは、時間の制約を受けない、つまり時間を自由に設計できる働き方ができないかなと思うのです。
もちろん、業種や仕事の内容によっては、時間に拘束されるものもあるでしょうが、そうではなく、働きたい時間に働ける環境や仕組みや理解が求められていく時代になるでyそう。
働き方を改善する。これは、働き手も企業も国も市町村も考えていかなければなりません。この夏、節電というキーワードで、多くの企業が、働き方を変えてきました。今、その考えをさらに加速して、できれば、中小企業が取り組んでいく流れが必要だと思うのです。
130万円の壁が低くなる。これは、多くの方々が、働き方を考えるきっかけになります。多様な制約や縛り、趣向を働き方にも反映できる社会に変えられるか。
働ける人、働きたい人が、働ける社会。当たり前のようだけど、実は、国のルールで制約、制限してしまっている今。
コレを機に、もっと働きやすい社会になることを祈り、見守っていきたいと思います。




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