転職と家族問題
前回のブログに書いたお子様の病気の方のお話のことをもう少し書きます。
先日、ある企業からの指名スカウトのCANDIDATEの方と食事をしながらお話をしました。
家族のご事情でなかなかすぐに転職ができないということでしたが、その理由がお子さんの病気ということでした。 お子さんの病気を理解した上で安心して通える学校が見つけることが今一番大事だとのこと。また、もし見つからないようであれば、自分がいつもそばにいて、そしてその子が一緒食べられるような仕事を身につけるために、会社を辞めて一緒に自営業をはじめることも考えるということでした。
しかし、父親としてその子の面倒を見るために、仕事をなげうっても守ってあげようとしているそのCANDIDATEのことを考えると、スカウトすることは横においてしまいました。
同じ父親として、いろいろと考えさせられました。
「キャリアアップがすべて」なんていうことを口にいつもしていながら、そことは全く違う考え方もあるということを痛切に感じました。
私も札幌に勤務したときに、東京に戻らないで札幌に住み続けたいなあと考えたことがあります。
ペンションでも富良野あたりでやるか、なんて冗談半分に家内に言ってました。
でも実際に、札幌支社のメンバーで50代が3人、30代が1人、20代が1人、本当に辞めて札幌に永住することを選んだ人たちがいました。そのうち2人は札幌に縁もゆかりもない人たちです。
一応、一部上場の大企業で生涯年収も保障されている会社を辞めて、自然とゆとりある生活を選んで辞めた5人の人たち。それはキャリアアップとは違う、今で言うLOHAS的な、人間らしい生活を優先したということでした。
ですので、キャリアがすべてではないということも十分に分かる気がします。






コメント
伊藤さんはキャリアを扱っている仕事ですから、キャリア志向の方だと思っておりましたが、このブログを拝見して、そうではなく、ごく一般の方なのだと認識を改めました。
お忙しいにもかかわらず、仕事と家庭をバランス良くとられていることが素晴らしいですね。
これからもフットワーク良く明るく前向きで頑張ってください。
投稿者: おでん | 2006年05月13日 13:34
おでんさん
コメント有難うございます。
キャリアってその人、その人なんでしょうね。
どうしても仕事柄、年収アップ、スキルアップを第一に考えてきていましたが、それとは違う生き方もありますね。
ただ、違う生き方を選んだら最後、通常のビジネス界には戻りにくいというのが日本の企業の考え方ですね。
独立したり、公務員だったり、自営業だったりした方は評価をされていません。
厳しいですね。
仕事と家庭のバランスといえば、今週末に栃木の棚田に田植えに行ってきて子どもたちに田植えを経験させました。
どろんこになったり、オタマジャクシやドジョウや沢蟹をつかまえて喜んでいました。
こちらはぐったりですけど。
投稿者: 伊藤紳 | 2006年05月15日 08:54