2010年09月02日
◇ 円高 |
1ドルがついに85円を割ってしまった。
リーマンショック以降、
アジア地域の急速な経済回復に乗って
業績を戻してきた輸出産業が
打撃を受けること必至である。
一方、日々の暮らしの中では
景気が回復してきたという実感には程遠く、
あらゆる日常品は安ければ良いといった
価値観が半ば強制的に定着している感がある。
当然、この円高の状況では「円高還元セール」
ということで輸入品は無論のこと
それ以外の日常品まで安売りが始まって
いる。
このような環境が我々のような人材紹介会社に
どのように影響するのか、
今はピンチなのかチャンスなのか情報収集と
分析を続けているが、社会全体に沈滞ムードが広がる中、
これをチャンスと捉えて積極的に業務を展開する企業は
少なからずあるようだ。
彼らは世の中が停滞しているうちに
脇をするりとすり抜ける手立てを考え、
リスクテイクする活力を維持している。
このような元気な会社の人とお会いすると
こちらも元気になる。
ムードに流されて下ばかり向かないようにしたい、
と思う。
吉永 操
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2010年08月31日
◇ 不純なモチベーション |
かなり前に私の息子が勉強に集中できるのは
空腹のときに限る、という話をかいた。
小六男子にとって、空腹であることは
何者にも変え難く耐えられないらしい。
まさに目の前にぶらさげられたニンジンを
追う馬のようだ。
仕事のモチベーションも、
崇高な目標だけでは息切れがする。
今日、ここまでがんばったら
帰りにビールを飲む、などという感じで
仕事をするのが結局は健全なのかも知れない。
志が低い感じも否めないが、
毎日ピンピンに張りつめていては
いつか切れる。
ダラダラしてばかりでは駄目だが、
緩急は自分でコントロールすることが理想だ。
最終形がぶれていなければ、
多少の回り道や速度低下には寛容でありたい。
ただ、日々の仕事の中では
なかなか力を緩める勇気がないのも事実である。
難しい話だ。
吉永 操
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2010年08月27日
◇ 残暑お見舞い |
もう子供の夏休みも終盤だというのに
暑い日が続きますが皆様、お元気ですか。
私は昼夜を問わずエアコンを
つけっぱなしにして、
どうにか凌いでいます。
いつまでも暑さが続きそうですが、
日中のセミの声も数週間前の
最盛期を過ぎ、夜には秋の虫の声も
聞こえるようになりました。
降り止まぬ雨がないように、
この暑さも峠は越えたと思って
耐えていこうと思います。
ヨーロッパ方面でも暑い夏だとか。
ワインの当たり年になるのではないかと
ひそかに期待しつつも、
日頃の野菜の高騰に頭を悩ます日々です。
吉永 操
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2010年08月16日
◇ cicada |
「シケイダ」と発音する。
「蝉」のこと。
その昔、イギリスで暮らしていたとき、
日本の夏の情景を説明するために
蝉は必須アイテムだろうと思い
辞書を引いて準備したが、
イギリス人に、
“日本の夏の暑い盛りはcicadaが多くてね”、
と話しても通じなかったことを思い出した。
イギリスではポピュラーではない虫だから、
ぽっと言われてもわからなかったそうだ。
我々だって、国語辞典に載っている
全部の単語を理解しているわけではないのだから、
当然のことだ。和英辞典に載っている単語は
英語ネイティブには何でも通じると思っていた
未熟な時代の話である。
それにしても今年の暑さは異常に長い。
「こんなに暑くて参っているのに、
元気に鳴いている蝉は“死刑だ(シケイダ)”」、
という親父ギャグしか思い浮かばず失礼しました。
吉永 操
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2010年08月11日
◇ エクスペクティング マザー |
電車に乗ると優先席に高齢者、
体の不自由な人、妊娠している人を
座らせてあげてください
というおせっかいなアナウンスと
さらに輪をかけて英語で同様と思われる
内容の放送をきくことがある。
当たり前のことを敢えて言われると
むっとしてしまうのだが、
「妊娠している人」を英語では
“エクスペクティング マザー”と
表現しているのに改めて気付かされた。
“プレグナント(妊婦)”ではそっけない、
ということなのだろうか。
このところ、エクスペクトされずに
マザーになってしまったのではないか、
というような自分の子供を虐待する親が
後を絶たない。
親がどれほど生活に苦しくても、
子供には罪はない。
自分の子供を虐待することを
一時でも反省しない親はいないと信じたい。
自分ではどうしようもないとき、
相談できる親や親戚が必ずしも居るとは
限らない。
社会的にも孤立していれば、
どんどん事態は悪い方に傾いてしまう。
自分の子供のために、
自分の生活信条を曲げてでも
他人や行政を頼る勇気とそれ
を受け入れる寛容さが必要だと思う。
ともかく、子供を不幸にしてはいけない
と一人の親としては切実に思う。
吉永 操
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2010年08月10日
◇ 実在しない高齢者 |
足立区の事件以来、
100歳を超えるとされている高齢者で
所在がわからない例が全国レベルで
あいついで報告されている。
本当は、薄々登録されている住所に
いないけどいいのかな、と思っていたのが
今回の事件を契機に改めて調査した
というのが真相だろう。
行政が粗雑だというのはたやすいが、
高齢者が生きているかどうか、
関心を持っていないというのが
本音だったりすると怖い話だ。
普通に考えて100歳を超えた人が
誰かの手助けなしに生活していると
(稀にそのような人も居るかも知れないが)
期待する方がおかしい。
「見てみぬフリをする」、
「言われるまでは動かない」、というのが
伝統的な“お役所仕事”だと改めて思う。
“かなり改善した”という意見もあるだろうが
人の生死に関わる問題が今回のように
放置されていたことは事実である。
なによりも、なんのケアもされずに
置き去りにされている高齢者が痛ましい。
もうすぐ敬老の日だが、
どう落とし前をつけるのか。
吉永 操
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2010年08月06日
◇ ラジオが好き |
先日のJ-WAVE出演へのコメントが
放送局を通じて、或いは私自身に
ダイレクトに届いている。
並べて好評のようで嬉しい限りである。
いろいろ聞いてみるとラジオへの
コメントと言うのは概ね肯定的、
或いは建設的な意見が多数で
中傷するような意見は、
あまり無いようだ。
Webサイトが誹謗中傷で「炎上」することは
よくあるが、ラジオ番組でそのような
事態になったという話はあまり聞かない。
これはラジオで紹介する前に
取捨選択するからだとも考えられるが、
Webのように意見の発信者の顔も発声する感情も
わからない無機的な伝達方法では
相手の人格が見えないため、
近親感を持ちづらく攻撃しやすい
ということがあるかも知れない。
テレビのように声だけではなく
表情やしぐさも見られてしまうと、
今度はこちらが身構えてしまう。
付かず離れずといった感じのラジオが
私の性にあっていると思う。
吉永 操
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2010年08月05日
◇ オタクの法則 |
JR大宮駅の西口を出て、
そごうデパートからビッグカメラに抜ける
ルートがある。
このルートを歩いていると
ビッグカメラに近付くにつれて、
ショルダーバッグをたすきがけにする、
あの、独特のスタイルの人が増えていく。
圧倒的に若い男性が多い。
このスタイルの人は十中八九、
ビッグカメラのゲームコーナーに
向かっている。
あれほど「オタク」と
若い女の子にからかわれても
彼らはそのスタイルを一向に改めない。
ゲームのデモ機などを触るときに
両手を自由にして、なおかつ鞄を
保持するためには、あの格好しか
ないのだ。
合理的といえばそうなのだろうが、
これほど頑なに、道を歩いているときから
そんなスタイルをする必要はないのではないか。
或いは、これが同類を識別するサイン
なのだろうか。
一寸違うかもしれないが、
ひたむきに物事に打ち込む人は
端から見るとどこか滑稽なものだ。
しかし若者よ、世の中、
もっと夢中になるべきものがあるのではないか?
吉永 操
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2010年08月04日
◇ 日本人の寿命 |
厚生労働省は7月26日、2009年の
日本人の平均寿命は女性86・44歳、
男性79・59歳で、いずれも4年連続で
過去最高を更新したと発表した。
65歳まで働いたとしても
そのあと20年は生きている可能性がある
ということだ。
おとぎ話のように、
「いつまでも幸せに暮らしました。」
というのはリアリティーがない。
毎日、好きなことをするのにも限度がある。
これから引退する世代の人々は仕事上、
パソコンや携帯電話を使うのが日常的に
なっているので、ブログやツイッターで
社会と繋がっていようと考える人が増えるのでは
ないだろうか。
ただでさえ口うるさい年寄りが全国に向けて
あれこれつぶやく。結構、面白いかも知れない。
吉永 操
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2010年08月03日
◇ 連帯感の醸成 |
先週末の金曜から日曜までの間に
社内のレイアウトを変更した。
効率化のためにフロア面積を縮小した
といえば聞こえが良いが、
固定費削減のために賃貸フロア面積を
軽減したというのが本音である。
重量物の移動や配線変更は業者に依頼し、
引越プロジェクトの直接指示は部下にやらせた。
業者にお金を払い、現場を見ている部下も
いるのだから当日は後はよろしく、
と言ってもいいのだが、
連日の猛暑の中で肉体労働をしてもらって
いるのだからということで
日曜日に差し入れを持って引越し現場に出向いた。
事前に問い合わせたところ自分の部下、
業者含めて数十人が働いていた。
人数見合いの食料を買ってオフィスに入り、
一通りの人に声をかけた。
夕刻には作業完了!
本来だと、これから一杯と声をかけたいところだが、
家に空腹を持て余す家族を残してきたので帰宅した。
非日常業務で連帯感を強められる良い機会だった。
吉永 操
posted by yoshinaga at : 12:00 | コメント (0) | トラックバック (0)
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