2010年02月09日
◇ キリンとサントリー |
結局、統合は断念された。
昨年両社が経営統合を検討しているというニュースが
流れたときは非常に驚いた。
国内に数多ある飲料会社が潰し合いの競争をしたとすると、
最後に残るのがこの2社だろうと思っていたので、その2社が
統合すれば物凄く強力な世界企業になると期待していた。
非上場のサントリーと上場優良企業のキリンがどのように折り合いを
着けるか楽しみにしていたが残念な結果になってしまった。
恐々としていたライバルは一安心したのではないか。
今回は不調に終わった大型統合であるが、日本企業の
プレゼンスの危機があることに変わりはない。
人材紹介を業としている我々には、このような統合の前触れに
なるような案件がいろいろあるのだが、当然、守秘義務があるので
お話はできない。
ただ、黙って手をこまねいている企業ばかりではないことを我々は
良く知っているとだけは言っておきたい。
吉永 操
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2010年02月08日
◇ トヨタよ |
トヨタ車の相次ぐリコール問題が各所に影響を与え、今後
さらなる影響の拡大が懸念されている。
今にして思えば、アクセルペダルがフロアマットに引っかかって
戻りにくくなる不具合に対し、ある種の市販フロアマットの選択に
問題があるような話がトヨタ側から最初に出てきたところで、
一寸調子が違うと気付くべきだった。
その後、純正品のフロアマットでも固定がきちんとされていないと
アクセルへの影響があることが判明したが、第一声として他人の
所為にするのはトヨタらしからぬことだ。
さらにフロアマットとはまったく関係のない、アクセルペダル自身の
問題が指摘され、事態は拡大していった。
そこへ持ってきて、今回のプリウスのブレーキの問題である。
最初の説明はブレーキシステムが切り替わるときに短時間のタイム
ラグがある設計がユーザーの感性と合わなかったとの説明があった。
アクセルの件に関する最初の説明とどこか似通っている。
我々がイメージしているトヨタではない。
既に失われてしまった信頼を回復するのは大変なことであろうが、
なにより私が引っかかるのはこれらの件の初動に感じた違和感であり、
その辺の並の大企業のような対応というかコメントが出てくることの方に
失望を感じてしまう。
吉永 操
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2010年02月05日
◇ 春闘 |
厳しい経済環境の中、春闘の季節になった。
学生時代は、春闘=スト=電車動かない=学校休み、という
連鎖反応があったので労使交渉の速報などをニュースで
見ながらわくわくしていたことを思い出す。
今年のテーマは賃上げより雇用の確保とする組合が多いようだ。
労働組合の物分りがよくなったというよりは、まず、大きくふっかけて、
それからの交渉で妥結する、といった悠長なことが出来ないほど、
労使双方の経済的な状況が切羽詰っているこということだろう。
民主党が与党になり、労使関係に何らかの影響はあったのだろうか。
選挙直後の雰囲気とは裏腹に、このところの政界のドタバタをみると、
与野党いずれも頼りない。
吉永 操
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2010年02月04日
◇ 早春賦 |
立春が来た。
暦の上では春だが、やはり寒い。
特に先日の雪の後は朝晩の寒さがきついような気がする。
それでも日は長くなってきているし、一寸、暖かいと花粉も
飛んできているようで着実に春は近付いている。
季節が替わるように、今の経済不安はいつか解消されるのだろうか。
厳しい冬の日に、ほんの僅かな春の兆しを見出してもうすぐ
春が来ると一安心するように、この不況の中でも景気回復につながり
そうなニュースをみつけては、もう少しだからがんばろうと思う。
吉永 操
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2010年02月03日
◇ 自殺について |
昨年も国内の自殺者が3万人を超えたとの報道があった。
病気、生活苦などさまざまな原因があるという。
精神的な病気である場合を除き、私は自殺も他殺と同様に
罪だと思っている。
どのような理由があっても他人の命を奪うことが罪であるならば、
自身の命も同様に例え自らの意思であっても、いや、自らの意思
であるからこそ罪であると思う。
世界を見渡せば、ずっと生きていたいのに戦争や食糧難で命を
奪われる人々がいる。
日本でも生きていたいのに孤独死する老人やホームレス生活者がいる。
事故や災害などで、図らずも命を奪われる人々がいる。
自分の人生に絶望している人に、「そのうち、いいことがあるよ」とか
「がんばろう」と言う気は全くない。
ただ、生きていたいのに命を強制的に絶たれる人々がこの世にいる
以上、自分の意志で自分の命を絶つのは不遜だと言いたい。
吉永 操
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2010年02月02日
※ 人材紹介のご案内 |
2月1日の日経産業新聞に紹介されたように弊社では
リチウムイオン電池に関する人材情報のデータベースを
完成させた。
リチウムイオン電池は電気自動車の拡大により注目される
ようになった。リチウムイオン電池は電極材料、電解液、筐体など
さまざまな技術をバックグラウンドとする部材から構成されており、
それぞれの部材を開発する人材も多岐に亘っている。
このような状況に人材紹介会社としてどのような貢献が
できるかを検討した結果、各社各様の開発ステージの人材ニーズに
対応することを目指して今回のデータベース構築を行った。
お蔭様で、新聞発表直後から多くのお問い合わせを頂いている。
世の中、小康状態にあるとはいえ不景気であることにかわりはない。
しかし、手をこまねいているだけでは現状を抜け出せない。
突破口がどこにあるのかわからないが、日本の製造業がこのまま
衰退するのが困ることは事実である。
今回のリチウムイオン電池もそうだが、特定分野に絞った人材
ニーズの提供を今後も続けたい。
☆日経産業新聞 1面
当社新サービス「太陽・リチウムイオン電池 技術者データベース作成」
に関し記事が掲載されました。
http://www.search-firm.co.jp/about/pressrelease/20100201.html
吉永 操
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◇ 雪でした |
久々に雪が積もった。
通勤のとき表通りは最早、跡形もないのだが我が家の前は
まだ雪が残っている。駅まで下り坂なので滑らないように
よちよち歩いた。
子供はセオリーどおり大はしゃぎ、明日からは学校のスキー
教室で新潟まで出かける前祝のようだ。
両親には道がすべるので外出禁止令を出し、夕食はまかせなさい、
といって出社した。
その昔、結婚したてのころ(新婚ともいう)今回以上の積雪があり、
連れ合いと共謀して会社を休み(本当に電車が動かなかったし)、
わざわざ手袋を買って近所の公園で遊んでいたことを思い出す。
当時も真面目なサラリーマンはあらゆる手段を駆使して出勤
していたようで、広い公園には誰も居なかった。
それから幾星霜、雪で出社できないというような部下に、這ってでも
出て来い、という立場になってしまった自分が悲しい。
北国の小さな町でではないが、雪にはそんな思い出がある。
吉永 操
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2010年02月01日
◇ 幼児虐待 |
同じようなニュースを見聞きするたびに、子供の親として
いたたまれない気分になる。
7歳の子供を、まだ若い両親が虐待して死に至らしめる
事件が起こった。
テレビで見る限り、古びたアパートに暮らしていた家庭のようだ。
虐待され、命を奪われた子供に深い哀れみを覚えると同時に、
社会的に弱者であったであろうその両親に対して、親としての
自覚がなさすぎるとだけ言うほど単純ではないと思う。
親を社会的弱者にしている原因が当人達の努力不足である
というのも短絡的な結論である。全ての努力が報われるわけ
ではないし、どんな生活をしていても明日を信じてがんばりなさい
と言うほど無責任なこともできない。
報道によると、昨年の段階で子供に虐待されている徴候が
あったのに、そこで救いの手を延べられなかった結果に
なっているようだ。
これとても、「何故、そこで子供を助けられなかったのか。」という
ようなお手軽な批判ができるものではないことも理解できる。
我々おとなどもが、ああでもないこうでもないと騒いでいるうちにも、
どこかで子供や弱いものが、その人達よりは一寸、強いけれども
社会的には弱い人々に虐げられている。
自分は無力だと思った。
吉永 操
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2010年01月29日
◇ 黄昏ニッポン |
国内自動車メーカーの中国での生産台数が急増し、
2009年度はアメリカでの生産台数を抜くらしい。
また中国での自動車販売量も日本国内に匹敵するレベル
となる会社も多い。
日本の10倍の人口があり、GDPが年率8%以上で成長
している勢いは今のところ留まることを知らないようだ。
かつては安価な労働力だけを頼りに中国進出してきた
日本企業も、生産拠点であると同時に巨大な消費地である
中国を無視できない。
非常時には独裁政治の方が、正しいことをする限りは
効率的なのかもしれない。
お隣の韓国は民主主義の国であるが、多くの大企業が
オーナー会社であり独裁的な経営だがある意味、効率的で
スピードを持った経営をしており世界企業としての地位を
築いている。
さて、日本はというと、今回の世界的な経済危機でもっとも
ダメージを受け、回復する兆しがあるようなないような力強さがない。
全体的に自信喪失している感じがするのに、これを打開しよう
という政治家は不在。
政治資金の出所など、日本の現状からすれば後回しでも
いいようなことに時間を空費している。
吉永 操
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2010年01月28日
◇ JAL |
会社更生手続きに入ったJALの株価がついに1円となり、
所謂「ギャンブル相場」に入ってしまった。
1円で買った株が2円になっただけで2倍の儲けになるのは
わかるが、心情的には「株はおもちゃではない」と言いたくなる。
JALの破綻と再建については処々で話題になっているが、
仕事上、今後リストラで退職される約1万6千人の方々の
行方が気になって仕方がない。
JALの破綻を我が社のビジネスチャンスにならないかと
考えているのは、ギャンブル相場で一喜一憂する人々と同じ
レベルなのだろうか。
※追記:サーチファーム・ジャパン株式会社では、JAL更正手続き
開始に伴い、グループ会社及び関係会社社員の再就職支援、
並びに各社に対し、再就職支援プログラムコンサルティングの
専用デスクを設置致しました。
ご興味のある方は、下記リンクの連絡先にお電話下さい。
http://www.search-firm.co.jp/about/pressrelease/20100122_jal.html
posted by yoshinaga at : 08:47 | コメント (0) | トラックバック (0)
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