◇ 夏の選挙戦
各党のマニフェストも出揃い、本格的な夏の選挙戦が始まる。
自民党が前回のマニフェストの自己採点をしていたのを見て、
そういえば前回の選挙にもマニフェストはあったということを
思い出した。
イメージとして前回の選挙は「郵政民営化」がいつの間にか
唯一無二の論点になっており、あちこちに刺客を飛ばしたり
していたのが記憶として残っている。
「わかりやすいこと」が強力な武器になった好例と今でも
思っている。
私はこれまでの経歴上、自民党に肩入れしたいのだが、
世の中のムードとしては既に自民党が政権を手放さざるを
得ないという感じではないだろうか。
選挙戦のセオリーでは、どんなに自陣営が有利であっても、
「苦戦しております。皆様のご支援をよろしくお願いします」
というのだが、事前にこれだけ評価が偏ると、
どちらもやりにくいであろう。
政治に人情はつき物だが、特に選挙戦ではムード、
感情(地縁、血縁)が色濃く出る。これまでのままで選挙に
臨んで良いのか、認識を改めるべきなのか、この夏の宿題は重い。
吉永 操









