◇ シルバーウィーク(その2)
暇なので久々にテレビドラマでも見ようと思ったのが間違いだった。
2晩続けて、夫婦で「痛い」ドラマを見てしまった。
旅行と同様に計画的にテレビ番組を見る習慣がないので、適当に
ザッピングして番組を選択する。
今回の2編についてもタイトルは忘れてしまった。
1つ目は救急救命病院が舞台のお話で、もう一つは主夫であった夫と
離婚して家事や子供たちの世話を急遽、しなくてはならなくなったテレビの
報道記者の話だった。
詳細は述べないが、夫婦共働きで仕事に出れば場合によっては
家庭よりも仕事を優先させざるを得ない私にとって、そこまで仕事を
するのは何故か、仕事に打ち込む上で家庭や仕事の仲間への思慮を
欠いていることはないか、など職種は異なるものの我が身に引き比べて
しまうことが多々あり、夫婦揃って「痛い話だ」と感じた。
テレビドラマは予定調和として話は終焉するのだが、実生活者である
我々は現在の状況が周囲からの援助を受けながらの危ういバランスの
上に成り立っていること、またこの平衡状態がいつまでも続くわけはない
ことを理解しつつも日々流されている。
吉永 操









