◇ トヨタよ
トヨタ車の相次ぐリコール問題が各所に影響を与え、今後
さらなる影響の拡大が懸念されている。
今にして思えば、アクセルペダルがフロアマットに引っかかって
戻りにくくなる不具合に対し、ある種の市販フロアマットの選択に
問題があるような話がトヨタ側から最初に出てきたところで、
一寸調子が違うと気付くべきだった。
その後、純正品のフロアマットでも固定がきちんとされていないと
アクセルへの影響があることが判明したが、第一声として他人の
所為にするのはトヨタらしからぬことだ。
さらにフロアマットとはまったく関係のない、アクセルペダル自身の
問題が指摘され、事態は拡大していった。
そこへ持ってきて、今回のプリウスのブレーキの問題である。
最初の説明はブレーキシステムが切り替わるときに短時間のタイム
ラグがある設計がユーザーの感性と合わなかったとの説明があった。
アクセルの件に関する最初の説明とどこか似通っている。
我々がイメージしているトヨタではない。
既に失われてしまった信頼を回復するのは大変なことであろうが、
なにより私が引っかかるのはこれらの件の初動に感じた違和感であり、
その辺の並の大企業のような対応というかコメントが出てくることの方に
失望を感じてしまう。
吉永 操









