◇ ネーミング
ふと気が付くと、いつのまにか液晶テレビでバックライトで
LEDを採用しているテレビのことを「LEDテレビ」と言って
販売するようになっていた。
韓国大手企業のネーミングらしいが、はやくも「液晶テレビ」
よりも良く聞くようになった。
販売の戦略としてはプラズマテレビとの競争は終わり、バックライトの
方式として従来の冷陰極管よりも環境に優しく、電気代も節約できる
LEDを特化させることにしたためであろう。
製品のネーミングが売る側のメッセージを打ち出した良い例だと思う。
原理を無視したネーミングとしては「電子レンジ」というのがある。
イギリスで生活していたとき電子レンジが日本語で、英語では
「マイクロウェーブ」というのだということを知った。
連れ合いの解説によると、「電子レンジ」に「電子」はまったく無関係であり、
極短い波長の電波が水にエネルギーを与えて暖めるから英語の方が
原理に忠実だ、とのこと。
しかし、感覚としては、電熱器みたいな熱の出るものがないのに
電気的にものが温まるのだから、電気じゃなくて電子でレンジになっている
という方がしっくりくる。
ネーミングというのはなかなか奥深いと思った。
吉永 操









