◇ 早朝の浅草寺にて
浅草寺詣でを我が家の月例行事にしているが、
このところ休日の早朝、車で行くことが多くなった。
夏の時期は6時から朝の勤行が始まるので、
その頃にたどり着くようにしている。
日中は観光客や参拝客でごった返す境内も、
この時間だと地元の人とホームレスの人が
数人いるだけなので、広々としてゆったりと
お参りができる。
観音様も僧侶の読経でリフレッシュしたての
時間帯で参詣する人も少ないので、
お願いの一つや二つ、叶えてくれる確率が
あがるのではないか、という下心が
ないわけでもない。
家族の健康、仕事のことなど
百円のお賽銭でそこまで願うか、
というほどてんこ盛りのお願いをして、
目覚め始めた浅草の町を後に、
さいたまの我が家へと帰途に着いた。
吉永 操









