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CSRエキスパートをサーチいたします

CSR(Corporate Social Responsibility)は「企業の社会的責任」と訳されます。企業は自らの利益の追求だけにとどまらず、社会に与える影響を考えながら行動していくことが求められます。社会が持続的に発展しないことには、企業の存在自体が成り立つのが難しいからです。 そのため、企業は社会に貢献する役割を果たす必要があり、ステークホルダー(利害関係者:株主・社員・取引先・顧客・行政・地域社会など)から求められたことに対しても適切に対処していかなければならないでしょう。 社会的責任(SR)の国際規格として2010年11月1日にISO26000が発行されました。その中で、企業などの組織が気を付けなければならない7つの原則が示されています。 ●説明責任 ●透明性 ●倫理的な行動 ●ステークホルダーの利害尊重 ●法の支配尊重 ●国際行動規範の尊重 ●人権の尊重  CSRもこれがベースにあると考えるとよいでしょう。

CSR活動とは?

  • 具体的なCSR活動とは、以下のようなものが挙げられえます。
    • 地域社会への貢献活動
    • 職場環境と従業員に対する適切な配慮
    • 真摯な消費者対応
    • 適切な情報開示
    • 法律の遵守
  • CSR活動はステークホルダー(利害関係者:株主・社員・取引先・顧客・行政・地域社会など)に対して行われるものであります。ボランティア活動などはCSR活動に含まれません。
  • 社会との関係の変化に応じて企業が柔軟に対応を変えている姿勢や、求められたことに真摯に対応しているかがCSRそのものと言えます。

CSRの担当の役割と業務

  • アウトリーチ活動
    • アウトリーチとは、社会課題に直面し支援が必要な状態なのに課題解決の相談窓口にアプローチできない人たちに対し、支援者側が直接出向いて支援を行うことです。
    • アウトリーチ活動の多くは政府/自治体やNPOが役割を担うことが多いのですが、CSR活動も当然このアウトリーチを意識したものである必要があります。
    • 試行錯誤した結果、課題を抱える人たちへのアウトリーチ型CSR活動のオペレーションをNPOに任せるという方法もあります。
    • 現場主義を徹底し、現場から成果生み出していくCSR活動です。
  • 横並び文化からの脱却
    • 大手企業のCSR担当者に多いのが、「横並び主義」や「前例主義」という流れです。
    • 他社と同じことを行うことで、特段成功するわけでもなく、大きな失敗をするわけでもなく、頭一つ抜け出せるわけでもなくという状態に陥ります。
    • 「世の中に自社を合わせる」のではなく「世の中を自社に合わせようとする」ような姿勢が求められます。
    • 競合に勝ちたいのであれば、それなりのリスクをとって、熱意を持ち、CSR活動に取り組む必要があります。
  • CSRの社内浸透
    • 本来のCSR活動は、経営企画・マーケティング・広報・人事…などさまざまな部門でCSRを進めなければなりません。
    • 加えてどれだけ多くの部門で「同じ思考をしているか」が重要です。
    • CSRが経営に組み込まれなければならないのは「思考の共有」が重要になってきます。
    • 多くの従業員がCSRの意味や意義を理解することが、大前提となります。
    • CSRとは価値を創造する仕事です。企業のミッション・ビジョン・バリューそのものでもあります。
    • CSRとは経営そのものであり、とても広い概念です。

    世界情勢を横目で眺めつつ、目の前の行動を突き進める。ミクロとマクロの両方のバランスが必要な仕事です。CSR担当者に必要な能力は知識・情報よりは行動力と言われています。社内での活動実務は、CSR担当者しかできないと言われる所以です。

CSR担当者の3つの課題

  • 1、経営層の理解
    • 日本企業であれば、ごく一部の企業を除いて、経営層(社長を中心とした偉い人たち)でCSRをある程度でも勉強してきたという方はいません。
    • 上場企業でCSR関連部門から社長になったという人は、まずいないのではないでしょうか。
    • CSRのことを理解しステークホルダーからのニーズであることは伝えても、経営層が能動的に動いてくれることは難しい状況で、以下に活動し、実績を上げ、理解させていくのかは永遠の課題かもしれません。
  • 2、社内浸透
    • 多くのCSR担当者は、社内の従業員(場合によっては非正規スタッフ、関連会社スタッフを含む)を巻き込めていません。
    • CSR活動では“インサイドのステークホルダー”(社長含む従業員など)への対応とエンゲージメントが一番難しいと言われてこともあります。
    • 課題解決方法として社内報やイントラネットなどのメディアを活用する方法が考えられますが、成功事例は極端に少ない。
    • 情報流通の設計がうまくできていないようです。
  • 3、評価向上
    • CSR活動は社内外のステークホルダーの評価を得られにくいのも事実です。
    • 「自分たちがやりたい活動」と「ステークホルダーが企業に期待する活動」のギャップが必ずあります。
    • 「ステークホルダーの特定」と「ステークホルダーエンゲージメント」ができていないことが要因と言われています。
    • CSR活動は効果測定/定量化しにくいという側面があります。

    CSR活動における多くの課題は経営層のコミットメントで解決出来るのです。徹底的にボトムアップでトップを変えて、最終的に上からのアクションを引き出しことが課題解決の唯一の道かもしれません。

CSR部門の4つのパターン

  • 1.専任不在 非日常委員会型
    市場の急激な変化に対応する業務/世界中で取引する/先読みの世界/取引金額が巨額
  • 2.「守り」型
    環境安全管理・廃棄物管理などの、コンプライアンスに重点をおいて形成されてきた部署が発展し、総務関連・管理部門(法務、人事、経理、財務)などリスクマネジメントに携わる部署が加わった形。B to Bの企業に多く見られます。
  • 3.マーケティング重視型
    主に広報部、マーケティング部などの部署がCSR部門になった形。社外への発信やPR等に力を入れているため、報告書がカタログや社内報のように、個人向けのわかりやすいデザインや記載になっている傾向があります。 B to Cの企業に多く見られます。
  • 4.経営直下型
    経営企画、社長室などの部署がCSR部門になった形。経営直下ということもあり、企業のCSR活動と経営の距離も近いです。トップダウンのため、CSR方針と経営理念の連携などは図りやすい一方で、環境管理や営業といった、現場の理解が得られるかが鍵です。

    経営者が気になるのは、「CSRに取り組むことで、どれだけ会社にとってのメリットを得られるのか?」という点です。もちろん、環境の商品やサービスであれば、その売上高が利益に貢献するので目に見えるのですが、残念ながらCSR活動が売上や利益にどれぐらい貢献しているのかを明確に伝えることは難しいです。ある意味、CSR業務というのはマーケティング活動と一緒だと考えられます。

CSRの意味範疇の広がり

  • CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)
    • 社会課題を解決することによって、社会価値と経済価値の両方を創造する次世代の経営モデルです。
    • 社会価値と経済価値はどちらかしか取れないトレードオフではなく、社会課題を解くことによって、新たな価値が創造され、そこが経済リターンを生む。そのような社会と経済の正の循環を作ることが資本主義本来の役割であるという発想のもとで作られる。
    • どの会社でもCSVになることができて、以下の3つの領域どれかで必ず社会課題を解決できると言われています。
      • 次世代の製品・サービスの創造
      • バリューチェーン全体の生産性の改善
      • 地域生態系の構築
  • ESG
    • 「Environmental(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」の3つの頭文字をとったもの。
    • この三つの要素に着目して企業を分析し、優れた経営をしている企業に投資する「ESG投資」と言います。
    • 各分野への適切な対応が会社の長期的成長の原動力となり、最終的には持続可能な社会の形成に役立つことを示した投資の判断基準の一つである。
    • 非財務情報であるこの観点をもとに、中長期的な企業成長を評価した上で行う投資は「ESG投資」と呼ばれ、国連では、大手機関の投資家にこの観点を組み込むことを求める「責任投資原則(PRI)」というルールを提唱しています。
  • サステナビリティ
    • 環境や経済、社会のバランスを考え、世の中全体を持続可能な状態にしていく考え方のこと。
    • 日本語では「持続可能な」「持続可能性」と表現されることもあります。
    • コーポレート・サステナビリティとは、企業が事業活動を通じて、環境や経済など社会全体に対して与える影響を考えながら、長期的な運営を目指す取り組みのことです。
    • 自分たちだけでなく、その子どもたち、またその先にいる人々が生きていくための財産となるような経営をしよう。そのための取り組みをやっていこう。という思想です。

    CSRの意味範疇の広がりにより、CSV/ESG/サステナビリティ/社会貢献という概念との境目が不明確になってしまいました。近い将来に本当ににCSRという概念は存在しながらも、現場ではその役割を終えて細分化された概念に置き換わっていくのかもしれません。その中で、それぞれの概念や価値創出の定義を終えた企業から抜け出していき、真のCSR先進企業が日本から生まれていくのでしょう。

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参考・引用

CSRって何のこと?(employment.en-japan.com)
CSRのその先へ(andomitsunobu.net)
あなたの会社はCSRを本気で考えていますか?(amita-oshiete.jp)
CSVとは?CSRとは何が違うのか(sugu-kan.com)
経営戦略としてのESG(business.nikkei.com)
【戦略】サステナビリティ(CSR)部門責任者の責任と役割(sustainablejapan.jp)

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